『2025年度水環境調査 第1回計測調査結果について』
[第1回:2025年5月27日(火)、6月24日(火)](※調査実施日)
5月27日(火)と6月24日(火)に、2025年度第1回目となる水環境調査を行いました。
《2025年度 第1回調査結果》
- 2025年1月25日にアマモの播種をしたプランター2基の経過観察を行いましたが、残念ながらアマモの出現はありませんでした。

- 実験場に底質改善区と比較区を設定し、底質改善区にHiビーズを散布しました。(昨年度に引き続きHiビーズ(*1)を新たな底質改善区に散布しました。)底質改善区にHiビーズを散布した後、2地点の底質と底生生物を採取しました。
*1)Hiビーズとは、広島にある中国電力株式会社の石炭火力発電所で発生する石炭灰のフライアッシュに少量のセメントと水を混ぜて、粒状に固めたものです。高い強度と透水性(水はけの良さ)を有することから港湾の軟弱地盤改良材として活用されてきましたが、最近では、海域及び河口域での生物の生育環境の改善や、ヘドロ浄化、硫化水素(悪臭)の溶出抑制などの環境修復材としての活用が注目を集めています。

- 2024年11月の調査で設置した鉄鋼スラグ製品の経過観察を行いました。出現した生物は海藻3種、付着生物5種の計8種でした。濾過食性動物はホヤ綱のカタユウレイボヤとシロボヤが出現しました。

- カキ殻礁を回収し、生物を採取しました。
- 実験場に設置したライトブイの蓄電池を交換しました。

※2025年度第1回水環境調査動画はこちら








