『2026年度水環境調査 第1回計測調査結果について』
[第1回:2026年5月20日(水)、6月30日(火)](※調査実施日)
2026年5月20日と6月30日に、2026年度第1回の水環境調査を行いました。
5月20日は耐用年数が経過したブイ(灯浮標)を同型の新しいブイと交換し、また「アサリネット」を2袋設置しました。
また、6月30日は鉄鋼スラグを設置した4地点の生物観察に、Hiビーズ散布後の経過観察、カキ殻礁内の生物採取、そして過去にアマモを播種した地点の経過観察を行いました。
結果は以下のとおりです。
《2026年度 第1回調査結果》
- ■ アサリネットの設置
実験場内にアサリネットを2袋設置しました。
- ■ アマモ播種地点の経過観察
2024年度と2025年度にアマモの播種をした地点の経過観察を行いましたが、残念ながらいずれの地点でもアマモの出現はありませんでした。

- ■ 底質改善区に散布したHiビーズ(底質採取)
過年度調査でHiビーズを散布した底質改善区と散布していない比較区の経過観察を行いました。
- ■鉄鋼スラグ製品設置後の生物観察調査(2024年度に設置した1地点)
2024年度の調査で設置した鉄鋼スラグ製品の経過観察を行いました。出現した生物は海藻1種、付着生物7種の計11種でした。濾過食性動物はカタユウレイボヤが出現しました。
※2025年度第4回調査時(2026年3月)に出現した生物は海藻2種、付着生物9種の計11種。濾過食性動物はカタユウレイボヤとマンハッタンボヤの出現がありました。

- ■鉄鋼スラグ製品設置後の生物観察調査(2025年度に設置した3地点)
2025年度の調査で3地点に設置した鉄鋼スラグ製品の経過観察を行いました。出現した生物は3地点で海藻2種、付着生物9種の計11種でした。濾過食性動物はカタユウレイボヤ、シロボヤおよびホヤ綱(単体性)が出現しました。 - ※2025年度第4回調査時(2026年3月)に出現した生物は3地点で海藻4種、付着生物9種の計13種。濾過食性動物はカタユウレイボヤの出現がありました。

- ■設置済みカキ殻礁の経過観察
- ■実験場の維持管理

2026年度最初の水環境調査。
新しい取組として「アサリネット」を2袋設置いたしました。
果たして次回の調査までにアサリネットの環境を気に入り、アサリの稚貝が育ってくれているのか?
鉄鋼スラグやHiビーズ、カキ殻礁にもより多くの生物の棲み処になっていると良いのですが。(既にこの暑さで海水温も上昇しているので心配です。)
現在の気候に対応出来る様な新しい取組やアイデアを考えながら、汽車道での水環境向上・生物多様性への取り組みを続けていきたいと思います。
※2026年度 第1回水環境調査動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=F8zdynvmuRQ





