事業の目的と都市像
みなとみらい21事業の目的
- 1. 横浜の自立性の強化
- 横浜の都心部は関内・伊勢佐木町地区と横浜駅周辺地区に二分されていました。みなとみらい21地区は、この二つの都心を一体化し、ここ にオフィス、文化施設、商業施設など多彩な機能を集積します。これにより市民の就業の場や賑わいの場を創出し、経済の活性化と経済基盤 を確立することで、横浜の自立性を強化します。
- 2. 港湾機能の質的転換
- 海辺に臨港パークや日本丸メモリアルパークなどの公園や緑地を整備し、市民が憩い、親しめるウォーターフロント空間をつくります。その ほか、国際交流機能や港湾管理機能を集積します。
- 3. 首都圏の業務機能の分担
- 首都圏の均衡ある発展を目指し、東京に集中した首都機能を分担する最大の受け皿として、業務・商業・国際交流などの機能の集積・拡大を 図ります。
みなとみらい21の都市像
- 1. 24時間活動する国際文化都市
- コンベンション機能を備えた国際交流拠点として、パシフィコ横浜(横浜国際平和会議場)を中心に、オフィス、文化施設、商業施設、都市型住 宅など、様々な機能を有機的に結合。世界各地の動きに常時対応する、活気に満ちた国際色あふれる魅力的な街をつくります。
- 2. 21世紀の情報都市
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先端技術・知識集約・国際業務などの分野で活動する企業の中枢管理部門や研究開発部門をはじめ、国の行政機関などの業務機能を集積 し、経済・文化など、様々な情報を創造・発信する情報都市として機能していきます。
- 3. 水と緑と歴史に囲まれた人間環境都市
- ウォーターフロントの貴重な特性を活かし、人間と自然とが溶け合う潤いのある街づくりを進め、水際に広がる大規模な緑地などを整備し、 緑のネットワークを形成します。また、横浜の歴史を象徴する赤レンガ倉庫や石造りドックなどを保存・活用し、水と緑の中で歴史の香りが 漂う、開放的な都市環境を実現します。