横浜の海、街を彩る木々の華やぎ、そして未来へ向かう＜村田製作所＞と＜みなとみらい＞
平面的には、そよ風に運ばれて流れていくような木々の葉、花びらをモチーフにし、立体的には、未来に向かって発信していくような舟の形、また横から見える緩やかな円弧には波風を感じてもらえるように、このエリアならではの風光に発想の原点をおいて描きはじめたアートシーンです。
「花信風（かしんふう）」という言葉があります。
「花信」は、花が咲いたという知らせの意味で、花が咲いたことを知らせてくれる風のことを言います。
横浜の街の華やぎを知らせる風がここに吹いてきたり、花（製品）を咲かせる風が吹いたり、ここで生まれた花の知らせが風で運ばれていったり。
「花」「信（信頼）」「風」
この場所と作品にふさわしい言葉の並びにも感じられ、これを作品名にしました。