Art Cube Wavy bubble

Art Cube Wavy bubble
55-2街区

ガラスキューブに横浜の海と波飛沫をイメージしたデザインが施されたアートキューブです。昼と夜でそれぞれ異なる表情を持ち、時間帯によって変化する空間体験を行き交う人々にもたらします。
横浜港は1859年の開港以来、諸外国の文明を受け入れる窓口として発展し、独自の文化を築いてきました。複雑に折り重なる波の緩やかなカーブは、様々な文化の影響を受けて絶え間なく変化しながら、連綿と受け継がれていくまちの歴史を想起させます。自然のエネルギーを感じさせる海のしぶきは、開港以来の勢いを失うことなく、今後ますます繁栄していくまちの明るい未来を予感させます。さらに、コモンスペースの緑と交り合うことで、自然を大切にする、環境にやさしい新しいみなとまちの姿を象徴しています。
みなとみらい21地区はその大部分が埋立地であり、本作品が設置されるこの地もかつては海でした。海をモチーフとしてデザインされた本作品は、土地の記憶を留めるモニュメントでもあります。
歴史ある横浜の港町は、「21世紀にふさわしい未来型都市」を目指して再開発を進め、日本を代表する都市「みなとみらい」として生まれ変わりました。本作品は「みなと」の歴史とまちの「みらい」をアートキューブで表現しています。

作家名㈱大林組一級建築士事務所(松永成雄)、大光電機㈱ TACT東京デザイン2課(武居知裕)
設置場所1F屋外〈みなとみらい学園ビル〉
材質ガラス
サイズ450×450×450mm
制作年2016(平成28)年

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