枯山水の石庭をモチーフに、斬新な都市空間を構想しました。植栽の中に配置された球体のガラスオブジェ達は無垢な美しさを放ち、夜はライトアップによって「海のきらめき」のようにも見え、その透明感のある神秘的な輝きが幻想的な光景を創り出し、昼とは違った空間を展開しています。
また、大理石と組み合わすことでベンチとしての機能も備え、パブリックな面でも有意義な空間を生み出しています。この斬新な都市空間と向き合い一体化することで、集う人々の心に残る宝物のような原風景を再現させ、眠っていた記憶をよみがえらせることでしょう。直線的な街並みに、温かく、豊かで、美しい空間を創り出すことを目的としたアートワークです。
作家名 | 辻 正昭 |
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設置場所 | 1F屋外〈PRYME COAST みなとみらい〉 |
材質 | 積層ガラス、大理石、ステンレスプレート |
サイズ | Φ300~600mm |
制作年 | 2017(平成29)年 |