1942(昭和17)年東京生まれ。 作家は、日本の伝統工芸を感じさせる落ち着いた作風を保ちつつも、音の広がりや、伝達を視覚化した作品など、従来にない世界を開拓した彫刻家として知られています。「みなとみらいの地に創設された通信基地は、未来に向けての発信地でもある。人と人の不可視の糸を繋ぎ、交流の場を広げ、私達の対話のかたちが宇宙に向けて響き合うようにイメージして制作した。」木に黒鉛をかけた鈍く光る線や円弧からなる造形は宇宙的な感覚の「場」を創出し、不可視の通信世界を想像させると同時に、現代的な建築空間にやすらぎや落ち着きを与えています。
作家名 | 米林 雄一 |
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設置場所 | 2Fホワイエ〈横浜メディアタワー〉 |
材質 | 木(スプルース材)、黒鉛 |
サイズ | 210×400×110㎝ |
制作年 | 1999(平成11)年 |