■汽車道（きしゃみち）
赤レンガ倉庫へつながる緑のネットワークとして、鉄道跡地のレールやトラス橋などの1911（明治44）年の鉄道開通当時から利用されていた歴史的資産を活かした汽車道、運河パークなど水際線のプロムナード（遊歩道）が整備されています。｢港一号橋梁（みなといちごうきょうりょう）｣、｢港二号橋梁（みなとにごうきょうりょう）｣、｢港三号橋梁（みなとさんごうきょうりょう）｣とともに、｢旧臨港線護岸（きゅうりんこうせんごがん）｣は、平成8年度に横浜市認定歴史的建造物として認定されました。
また、桜木町駅前と新港地区を結ぶプロムナードの名称は、新港地区の旧横浜税関と旧横浜駅（現在の桜木町駅）を結んでいた、かつての臨港線の名残りにふさわしく、汽車という懐かしい言葉を生かし、一般公募により｢汽車道｣と命名されたものです。横浜の「馬車道」との対比も鮮やかで個性的な名称です。

【横浜市認定歴史的建造物：旧臨港線護岸、港一号橋梁、第二号橋梁、港第三号橋梁（旧大岡川橋梁）】

《主な施設》線路を活用した園路、トラス橋等