本プロジェクトのエントランスに求められた、温かみがあり、誰でも気軽に立ち寄ることのできる空間を作るにあたり、天井には木、壁には土を採用し、直接的な素材のぬくもりを感じられる仕上げとしました。
天井の木パネルは木のさざなみをイメージした特徴的な配置としており、土壁についてもこの天井パネルイメージに呼応したデザインとなっています。
穏やかな水面のような出入りを持った土壁は、天井照明や自然光による僅かな陰影で豊かな表情を見せ、表面を覆うガラス繊維が光を受けて、さざなみのきらめきを感じさせます。
作家名 | 挾土 秀平 |
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設置場所 | 2階エントランス 〈京急グループ本社〉 |
材質 | 土、ガラス繊維 |
サイズ | H5,000×W15,500mm |
制作年 | 2019(平成31)年 |