みなとみらい21地区では、「海のゆりかご」と呼ばれるアマモ場を作って、海の生き物を増やし、海の水をきれいにする取り組みをしています。
11/28(水)、みなとみらい本町小学校や地区内関係者によるアマモの植付体験会を行いました。
お天気も良く子ども達も元気に参加してくれました。
TV番組でもお馴染みの「NPO法人海辺つくり研究会」の木村先生によるお話しを聞きながら、植付作業へ進みます。
まずは、アマモの苗に、重りとなる紙粘土を巻きつけていきます。
子ども達も真剣な眼差しで作業に取り掛かります。とても器用に巻きつけています。
海に沈めるのに、紙粘土を使用しても大丈夫なのかという意見もありましたが、実はこの紙粘土は、アマモ用に開発されたもので成分も貝等でできており、最後は土に還るということで問題ないそう。お店でもごく一般的に売られている紙粘土です。
次の作業は、紙粘土にアマモの種を貼り付けていきます。
子ども達も、ひと粒ひと粒丁寧に種を置いていきます。アマモの種が流されないようにするためです。
今度は、種を混ぜた粘液をヤシマットの上に塗りつけていきます。ぬるぬるした液なので、子ども達は嫌がるかと思いきや、大はしゃぎ。みんなで種をマットの上に広げていきます。とても楽しそうです!
ふたたび、ヤシマットを被せ、流されないように、網を乗せてしっかりと固定します。
これで作業は完了です。あとは、ダイバーの方にアマモの苗と種を海に植え付けてもらいます!
海がもっと綺麗になりますように。
海がすぐ近くにあるのにも関わらず、海をゆっくり見る機会がなかったのですが、ちゃんと見てみると水が透き通っていて綺麗でした。
こういった取り組みが少しでも役立っていたら嬉しいです。
今回、アマモ植付体験会にご協力いただいたみなさま、みなとみらい本町小学校の子ども達、ご参加いただきありがとうございました!