桜木町駅前の植栽、9/19(木)に既に秋の花へと植替えが済んでおります。
今回は植替え当初の花の咲き具合が、まだまだこれから...と言う感じで、
もうしばらく待ってから撮影を・・・と思っているうちに1ヶ月が経過してしまいました!
10月も中旬を過ぎ、すっかり肌寒く・・・と言いたいところですが、
まだ真夏日があったり、長そで一枚では寒いっ!!と言う日があったりで、
秋を全身で感じると言うには、微妙な季節感となっておりますが、
駅前広場の花苗は、一足お先に秋を感じるラインナップとなっております。
(花も9月時点よりも元気に咲いております。)
さて、今回植えられています花苗は下記のとおりです。
◆チョコレートコスモス
チョコレートの様にビターで深い色合いの花びらが
シックで秋に良く似合う「チョコレートコスモス」。
ほのかにチョコレートに似た香りも放つ事が花名の由来になっているとか。
名前はスウィートなチョコレートですが、
花言葉は「恋の終わり」、「恋の思い出」と、ビターチョコレートなものが多いです。
カカオ70%以上・・・と言ったところでしょうか。
◇千日紅
熱帯アメリカ原産のセンニチコウは日本の夏の暑さや乾燥にも強く、
長い間花を咲かせる可愛らしい花です。
百日咲き続けるといわれる百日紅(サルスベリ)よりも、
より長く咲くことから千日紅の名が付けられたとか。
花言葉も「色あせぬ愛」、「変わらない愛情」、「不朽」など
さすが長い間、しかも鮮やかに花を咲かせる千日紅の花言葉。
大切な方へのプレゼントにピッタリですね。
◆サルビア・レウカンサ
別名アメジストセージの名前で流通しているサルビアレウカンサ。
アメジストの名前のとおり、きれいな紫色の穂状の花を咲かせます。
ちなみに「セージ」の名前がついていますが、薬効のあるセージではないそうです。
主に鑑賞目的とのこと。
確かに長い穂が秋風に揺れる姿も、紫色の花色も秋の雰囲気にぴったり。
フォトジェニックなサルビア・レウセンカです。
花言葉は「家族愛」や「家庭的」と、家に飾りたくなる花言葉でございます。
◇サルビア・スプレンデス
一般的に「サルビア」と聞いて思い浮かべる「赤いサルビア」、
それがこの「サルビア・スプレンデス」のことです。
まばゆいばかりの赤色が特徴で「緋衣草(ひごろもそう)」という別名もあるほど。
花言葉は「燃える思い」、「家族愛」、「知恵」
先に紹介した「サルビア・レウセンカ」とはやはり色の違いでしょうか、
「燃える思い」と言う、赤い色からイメージされる花言葉も入っております。
◆ケイトウ
漢字だと「鶏頭」と書くことからもわかるとおり、
花の形が雄鶏のトサカに似ている事から花名が付いた「ケイトウ」
フワモコとした質感の花が、これから涼しくなる季節に
暖かなイメージを与えてくれています。
花言葉は、個性的な見た目から「おしゃれ」や「風変り」など
意外なところでは「警戒心」と言う意味も、
これは雄鶏が強い警戒心を持っている事が由来しているそうです。
ふり幅の広い花言葉を持つ「ケイトウ」、まさに個性的。
◇マリーゴールド
黄色やオレンジの明るい花を咲かせるマリーゴールド
しかし、花言葉は「嫉妬」、「絶望」、「悲しみ」等々
ちょっとマイナスなイメージの言葉が並んでおります。
ちなみに他の黄色い花の花言葉ですが、
カーネーションは「軽蔑」、バラは「愛情の薄らぎ」、ユリは「偽り」・・・
明るく元気なイメージの黄色ですが、
欧米では裏切りや臆病さを象徴する側面もあるとの事なので、
その辺りから、黄色い花の花言葉にはマイナスイメージのものが多いのかもしれませんね。
ただ!黄色いマリーゴールドの花言葉は「健康」と言うのもありますから!
健康第一!それ、とても大切です。
今年の中秋の名月(9/17)はいつになく美しい月を横浜では観ることができましたが、
十五夜に月を愛でた方は、片見月となりませんように10月15日の十三夜の観月も
無事に済まされましたでしょうか?
また、更に地方によっては十日夜と言う風習もある事をご存知でしょうか。
十日夜とは、旧暦の10月10日に主に東日本で行われていた収穫祭のことで、
2024年は11月10日にあたります。
ただ、十日夜は稲刈りを終えて山に帰る田の神様に感謝をする行事なので、
十五夜や十三夜の様にお月見がメインではありません。
とはいえ、月がきれいに見えるこの季節、
秋の味覚を味わいつつ、月を愛で、日々の忙しさを忘れ、ホッと一息・・・
そんな秋の夜長を過ごしてみてはいかがでしょうか。
それでは、皆様楽しい秋をお過ごしください。