みなとみらい21地区では、水環境改善と生物多様性に向けた取組として、カキ礁となっていた汽車道護岸沿いの水域に砂を入れ、生物が生息しやすいよう実験場をつくりアマモを育てています。
例年だと海水温度の上昇や砂の減少により夏にはアマモが消失してしまいますが、今年は、なんと!初めて8月に元気に生育しているアマモが確認でき、ここみなとみらいでもアマモが夏を越せることが確認できました。
その後の大型台風などの影響もあり、10月の調査ではすべて消失してしまいましたが、今年も10月13日に地区内の企業・団体が参加して、新たにアマモの種まきと苗の植え付けを行いました。
種まきは、プランターにあけた小さな穴に、参加者がゴマのようなアマモの種500粒を一粒ずつピンセットで掴み埋め込んでいきました。
苗の植付けでは、苗が流されないように紙粘土で重石をしてプランターに植え込みました。
種まきと苗植えで各3個合計6個のプランターが完成!
各プランターは、転倒しないよう4本の杭でしっかり固定、さらに今回は、砂の流失対策として3個のプランターのうち1個に粒径の大きい川砂を混ぜて砂が流れにくくしました。これで転倒も砂の流失も心配なし!?
次回は、来年3月にアマモの生長と生物生息調査を行います。大きく生長したアマモとたくさんの生き物に会えるといいですね。
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