汽車道のアマモ実験場に今年1月に設置した2つのノリ網とアマモ、どちらも順調に生育しています。2月6日、水温10度の海中から「一番ノリ」を一部採集しました。
今回は、「固定式」と「浮き流し方式」の2つの設置方法で設置。今のところどちらも同じように育っています。設置した時には、網にうっすら2mm程のノリの芽が付いている程度でしたが、約3週間後には平均8cm程度、大きいものでは20cmを超える大きさに生長し、汽車道からでも網がノリで黒っぽく見える様子が確認できるようになりました。
2月下旬、どれくらいのノリが採集できるか楽しみです♪
ダイバーの方が手作業でノリを採ります。ノリ網にはびっしりとノリが・・・、ノリは水中ではきれいな赤色にみえますが、水の外からから覗いたり、採ってみると黒く見えます。
ノリ網と一緒に植付をしたアマモたちも元気に育っています!植えた時には約20cm程だったアマモは、大きなものでは約30cmにも生長しています!!しかし、アマモの周辺やカキ殻礁には、昨年アマモの生長を邪魔した紅藻(ショウジョウケノリ)が発生していて心配です。
水中のアマモとカキ殻礁の様子。カキ殻礁にはびっしりと紅藻(ショウジョウケノリ)が生えています。
アマモ頑張れ!紅藻(ショウジョウケノリ)に負けず、大きく生長してほしいですね♪
☆ノリ網とアマモ、海中の様子(動画)はこちら