桜木町駅前広場の植栽が9月28日(月)から秋の花へと植え替わりました。
暑かった夏も過ぎ、朝晩の涼しさに半袖ではうっすらと寒く感じる今日この頃、
季節は着実に一歩づつ秋へと進んでいます。
駅前広場の植栽も夏の元気カラーの花々から秋の少々シックな装いの花へと植替えをしました。
さて、今回植えられています花苗は下記のとおりです。
◆キバナコスモス◆
キバナコスモスは、コスモスより暑さに強く6月~10月まで開花する一年草です。
コスモスより草丈が低めで、花の開花時期もコスモスよりは早く開花します。
繊細な印象のコスモスに比べて、野生的な魅力があるキバナコスモス。
花言葉の「野性的な美しさ」もその野草的な雰囲気に由来するといわれます。
◇サルビア レウカンサ◇
学名はSalvia leucantha(サルビア・レウカンサ)ですが、
アメジストセージの名前で流通しているメキシコから中米原産の多年草です。
薬効のあるセージではないので、主に観賞目的で植えられます。
長く伸びた茎の先に小さな花がたくさん咲いて穂のようになります。
花が寄り添い合っているように見えることが、「家族愛」「家庭的」という花言葉の由来です。
◆アカバセンニチコウ◆
別名「アルテルナンテラ・レッドフラッシュ」・・・何だか呪文の様な名前を持つアカバセンニチコウ。
名前に「センニチコウ」と付きますが、センニチコウはセンニチコウ属、
アカバセンニチコウはツルノゲイトウ属で別属の植物です。
花言葉は「燃え上がった情熱」「熱しやすく冷めやすい」「熱すると冷める恋」
・・・贈り物にする際はお気をつけて。
◇チョコレートコスモス◇
茶色がかった赤い花がチョコレートを連想させるチョコレートコスモス。
色がチョコレートを彷彿とさせるのでその名前が付いたのかと思っていたら、
なんと、ほのかにチョコレートに似た香りを放つコスモスとの事。
植物には様々な香りのタイプがありますが、チョコレートに似た匂いはとても珍しいもの。
近くを通られた際には香りを楽しんでみてください。
花言葉は「恋の思い出」「恋の終わり」
ただ甘いだけではないビターなチョコレート感を漂わす花言葉ですね。
◆ダリア◆
メキシコの国花にもなっているダリア。
日本には江戸時代にオランダ人によってもたらされたと言われています。
花姿がボタンに似ているためテンジクボタンと呼ばれていたそうです。
ダリアの花言葉は「優雅」「気品」「栄華」「気まぐれ」「裏切り・移り気」。
ちなみに花言葉の「裏切り・移り気」はナポレオンの妻ジョセフィーヌに由来するとの事。
気になる方は是非お調べください。
さて、間もなく秋本番の10月。
ちなみに10月1日は「中秋の名月」です。
みなとみらいの夜景をバックに秋の空に浮かぶお月様を眺めてみてはいかがでしょう?
中秋の名月にお月見をされた場合、「方見月」(片方しかお月見をしないのは縁起が悪いと言われています。)
にならない様に十三夜にもお月見をする事を忘れずに!
2020年の十三夜は10月29日です。
それでは、皆様楽しい秋の季節をお過ごしください。