ハロウィンが終わると、街は一気にクリスマスへの模様替えが始まります。
みなとみらいでも各施設では、2021年の趣向を凝らしたクリスマスツリーがお目見えし、
みなとみらいの街を青い光で彩るイルミネーション「ヨコハマミライト」もスタートしました。
グランモール公園の木々も一気に色づき(ここは秋感満載ですが)、
街は夏とは違うカラーに彩られています。
さて、桜木町駅前広場の植栽も季節のうつろいに合わせ、
こちらも一足早く、クリスマス気分漂う花苗に変わりました。
今回植えられています花苗は下記のとおりです。
◇ガーデンシクラメン
今回、植栽の中をかなりのボリュームで彩っているガーデンシクラメン。
シクラメンと言えば冬に室内で楽しむ鉢花の代表と言うイメージですが、
こちらのガーデンシクラメンは耐寒性があり、寒い冬も屋外で楽しむことができます。
冬の屋外、貴重な華やぎを演出してくれるガーデンシクラメン、
花の形が、かがり火に似ていた事から和名では「カガリビバナ」と呼ばれているそうです。
◆ストック
「茎」という意味の名前を持つストックは、花持ちが良く、甘い香りが長く続きます。
和名は「紫羅欄花」...しららんか?? これで「アラセイトウ」と読みます。
ストック全般の花言葉は『永遠の美』『愛情の絆』『求愛』
今回植栽に使用している赤の花は『私を信じて』、ピンクの花は『豊かな愛情』、
白の花は『思いやり』と言った花言葉を持つそうです。
◇パンジー
冬場の植栽には必ずと言って良いほど登場するパンジー。
色の少ない冬の植栽をカラフルに彩ってくれる可憐でかわいらしい花です。
パンジーの花言葉は『もの思い』『思い出』『私を思って』
共通ワードが『思い』なのはパンジーの花がもの思いにふける人の顔の様に見える事に由来しているそうです。
江戸時代に日本に伝えらえたパンジー、古くは「人面草」とも呼ばれていたとか...
じんめんそう...可愛さが一気にどこかへ行ってしまった気が。
パンジーの呼び名が定着して良かったですね。
◆シルバーレース
雪の結晶の様に美しいシルバーレース。
葉が美しいシルバーレースですが、初夏には花芯が黄色で白い花びらのかわいらしい花を咲かせます。
シルバーの葉色とよく合った清楚で美しい花ですが、花を咲かせると株が弱ってしまうため、
夏越しが難しくなる事から、通常は蕾が付いたら切り取って花は咲かせません。
もったいない気もしますが、シルバーレースの持ち味はやはり葉の方にある様です。
花言葉は『あなたを支える』
寄せ植えのアクセントとして活躍する縁の下の力持ち的な花言葉、
蕾で刈り取られてしまうシルバーレースの"花"から"葉"への花言葉にも聞こえてきます。
やっと、夜のお食事も楽しめる様になってきた今日この頃、とはいえ感染対策はしっかりと!
桜木町駅前広場のクリスマスバージョンの花を見ながら、
イルミネーションやクリスマスツリー巡り、MM地区に多数ある音楽施設でのライブを楽しむ♪
皆様に楽しいシーズンが訪れますように!
※次回の植替えは2022年1月頃を予定しています。