みなとみらい21地区はオフィスや商業施設が立ち並び、生き物とは無縁と思われがちですが、意外や意外、かなり多くの生物が生息しているのをご存知でしょうか?
みなとみらい21地区では地域緑化計画に基づき、公共施設緑化及び民有地緑化整備を進ているため、年々生物の生息数が増えています。
平成27年の調査では鳥類が約50種、昆虫類が105種、爬虫類が3種、哺乳類が1種も確認されていて、その中には天然記念物のハヤブサや、絶滅危惧種のニホントカゲもいるんですよ。
もっとも身近な野鳥で全国的には減少傾向にあるスズメですが、みなとみらい21地区ではオブジェや橋脚の隙間に巣を作り逞しく生活しています。
みなとみらい21地区で生き物を観察したいという方は、高島水際公園の周辺がオススメです。
ここは人口の干潟と未利用地があることから、自然の河川に近い環境になっているので、多くの生物が生息しています。
取材中にもオオバンやコサギ等の野鳥を見ることができました。
一般社団法人横浜みなとみらい21では、これらみなとみらい21地区の生物を調査してまとめた「みなとみらい水と緑の生き物ガイドブック」を発行しています。
一般社団法人横浜みなとみらい21で配布していますので、ぜひご覧ください。
※郵送等での配布はお受けしておりませんが、取りに来ていただければ無償で配布します。
※数に限りがございます。なくなり次第配布は終了とさせていただきます。